考える
2018年11月3日(土)に日本テレビ系列で放送された「世界一受けたい授業」で、「乳がんの発生率を低下させる生活習慣・食べ物&早期発見するコツ」を取り上げていた授業がありました。

今回の「世界一受けたい授業」がスポットライトを当てたのは、「乳がん」。


今回番組では、「8大名医が警鐘を鳴らす8つの病気」と題し、授業を行っていました。

現代人を悩ませる看過できない病気を8つ取り上げ、それらを引き起こす原因(生活習慣)と予防法がわかりやすくまとめられていました。

この記事では、番組内でレクチャーされた「乳がんの予防法」についてまとめています。


女性のかかるがんでもっとも多いのが乳がんです。

その患者数は年々増加し、今や日本人女性の11人に1人が乳がんにかかっていると言われています。

11人に1人ですから、実際に親戚や友人で乳がんにかかった人がいてもまったく不思議ではありませんし、将来的に自分がなってしまうリスクも十分考えられますよね。


今回の「世界一受けたい授業」では、そんな恐ろしい乳がんに着目し、早期発見するコツや予防法などを取り上げていました。

以下、番組内でレクチャーされた内容を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください!

医者

乳がんを早期発見するコツ

通常乳がんは、母乳の通り道である乳管の内部に発生します。

がん細胞は周囲の組織を巻き込みながら大きくなり、進行すると、肺などほかの臓器にも広がってしまいます。


そんな乳がんの検診で有名なのが、X線で乳房の内部を撮影する「マンモグラフィー」。

しかし、じつは日本人女性の半数以上がこのマンモグラフィーでは乳がんを見つけにくいと言われています。

その原因は「デンスブレスト」。デンスブレストとは、ほかの人に比べて母乳などを作る器官である乳腺の密度が高い乳房のこと。乳腺濃度が高いと、マンモグラフィーで見たとき、乳房全体が真っ白に見え、仮に乳がんをあっても見落としてしまう場合があるんです。


乳腺濃度が高いデンスブレストの方は、超音波検査がおすすめ。

超音波検査は、乳房全体を診るのに時間がかかり、検査技師の技量で差が出るというデメリットがありますが、乳腺は白く、乳がんは黒く写るので、はっきりと捉えることができます。


マンモグラフィーと超音波検査、どちらにも長所短所があります。

日本人の40代の女性を調査したところ、これら2つの検査を併用した場合、発見率が1.5倍になるという報告もあります。

20~30代の方は発症リスクは極めて低いので、しこりなどがない場合は慌てて検診を受ける必要はないとのこと。

しかしながら、家族に20~30代で乳がんの発症された方がいる場合は、早くから検診を受けた方が賢明です。



背の高さ

背の高さで、乳がんのなりやすさは変わってきます。

背の低い女性よりも背の高い女性の方が発症リスクは高くなります。


国立がん研究センターが5万人以上の女性を対象に行った調査によると、身長148センチ未満の人に比べ、160センチ以上の人は閉経前で1.5倍、閉経後で2.4倍も乳がんにかかる率が高かったとのこと。

背の高い女性は、成長ホルモンの分泌が多く、このことが乳がんの発症リスクを高めていると考えられています。


ちなみに胸の大きさは、乳がんのなりやすさには関係しないとのこと。



乳がんの発生率を低下させる生活習慣

▶お酒(アルコール)
毎日お酒をいっぱい飲む人は、乳がんになりやすい傾向にあります。

アルコールを分解した際に発生するアセトアルデヒドという成分に発がん性があると考えられています。

過剰なアルコール摂取は厳禁。1日、日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ワインならグラス2杯までがOKゾーン。これ以上の飲むと、乳がんのリスクが高まるとのこと。



▶運動
運動をすれば、乳がんのリスクを下げることができます。

毎日適度な運動をしている人は、そうでない人に比べ、乳がんのリスクが10~20%減少するというデータがあります。

適度な運動を毎日続けることが重要とのこと♪



▶座っている時間に注意
座っている時間が長い人は、乳がんのリスクが上がります。

海外の、女性約2万9000人を対象にした調査によると、座っている時間の多いデスクワークの多い女性は、立ち仕事の女性より乳がんのリスクが高くなるというデータがあるんです。

長時間座り続けると、代謝が悪くなり、これが乳がんのリスクにつながっているとのこと。

デスクワークの多い人は、30分に1度立ち上がり、体を動かすように心がけましょう!



▶味噌汁を飲む
乳がん予防におすすめなのが「味噌汁」。

最新の研究によると、味噌汁を毎日食べると、乳がんの発生率が40%も低下するとのこと。

国立がん研究センターが日本人を対象に行った調査によると、味噌汁を飲む頻度が1日1杯未満の人に比べ、1日2杯の人は26%、1日3杯以上の人は40%も乳がんになる率が下がったとのこと。

研究段階ではあるものの、大豆に含まれるイソフラボンに乳がんの予防が期待できるのでは、と考えられているんだとか。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「乳がんの発生率を低下させる生活習慣・食べ物&早期発見するコツ」の簡単なまとめでした。

乳がんの発生リスクを下げる生活習慣を意識しつつ、検診をする際はマンモグラフィーと超音波検査を併用すれば、かなり乳がんの怖さから逃れられるかと。

とくに重要なのは検診ですね。乳がん検診ってすごく痛くて敬遠しがちですが、自分の命が第一なので、積極的な検診を心がけましょう!