大根をすりおろす
2019年1月29日(火)にTBSテレビ系列で放送された「教えてもらう前と後」では、さまざまな知って得する、生活の質をアップさせてくれる情報が取り上げられていました。

その中に、「大根の栄養価・健康パワーを余すところなくゲットできる食べ方」を取り上げているコーナーがありました。


玉ねぎやキャベツとともに日本人がよく食べている野菜が大根です。

お刺身のつまにも、お鍋の薬味にも、煮込み料理にも使える、万能選手感あふれる大根。

ちょうど寒い今の時期なんかは、おでんや鍋の具材として使っている方も多いのではないでしょうか。大根は出汁がしっかり染みてくれてすごくおいしいので、おでんや鍋には欠かせませんよね!


今回の「教えてもらう前と後」では、そんな大根の食べ方に着目。

大根はデンプンを分解して消化を助けるなど、健康効果という側面から見ても非常に優秀なんですが、そんな大根の健康パワーをさらにアップさせる食べ方が紹介されていました。

以下、番組内でレクチャーされた「大根の栄養価・健康パワーを余すところなくゲットできる食べ方」を簡単にまとめましたので、大根をよく食べるという方はぜひ参考&実践してみてください♪

大根

大根おろし

大根の健康的な食べ方としておすすめなのが、「大根おろし」です。

じつは「大根おろしに医者いらず」という言葉が存在するほど、大根おろしという食べ方は体に良い食べ方とされているんです。


ポイントは、おろすことで大根には本来ない成分が生まれる点。

その成分とは、ずばり「イソチオシアネート」。この成分は大根をすりおろし、細胞を壊すことで生成される成分になります。

これは辛味成分なんですが、体の中でいろいろな働きをしてくれます。


具体的には、殺菌力があるので風邪予防の効果や、抗酸化力もあるので老化防止や肝機能の向上、血管の若返りといった効果も見込めます。

ちなみにイソチアネートは時間の経過とともに減っていってしまうので、大根おろしはおろした直後に食べるようにしましょう!

また、大根のおろし汁にはたくさんの酵素が含まれているので、捨てずに積極的に摂取するようにすると、大根の健康パワーが無駄にならないとのこと。



干し大根

大根おろしのほか、「干し大根」もおすすめの食べ方。

干し大根も、大根の栄養価がグレードアップする食べ方になります。

ふつうの大根と比べると、干し大根はカルシウムは約21倍、カリウムは約15倍、鉄分は約16倍、ビタミンB1は約18倍、ビタミンB2は約20倍など、さまざまな栄養素が激増するんです。これを食べない手はないですよね♪


干し大根の作り方は簡単。

皮をむかずに大根を輪切りにし、さらしやキッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。あとはそれをかごに入れて干すだけ。晴れの日なら1日か2日干せばOK。真ん中がへこめば食べ頃です。


日光にさらして干すというのが、大根の栄養価をアップさせるポイントになっています。太陽の光によって健康パワーもうま味成分もアップしてくれるとのこと♪



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「大根の栄養価・健康パワーを余すところなくゲットできる食べ方」の簡単なまとめでした。

身近な野菜の大根も、食べ方を工夫する(意識する)だけで得られる健康パワーは大きく変わってくれるんですね。

個人的に大根おろしは大好きなので、そんな大根おろしが健康的な食べ方というのは朗報でした♪

大根が好きでよく食べる方は、ぜひ上記の情報を参考にしてみてください!