お風呂あがり
2019年3月12日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「健康食材の差」を取り上げているコーナーがありました。


もうすぐ平成が終わり、新しい元号が始まります。

平成元年~平成最後の年までの30年間、さまざまな出来事がありましたが、それは健康食材にも同じことが言えます。

研究が進むにつれてさまざまなことが解明されていき、平成元年には良しとされていた健康情報が、現在では非常識・間違い、というのも結構あるんだとか。

今回の「この差って何ですか?」では、そんな食べ物の健康常識の大きな変化に着目し、解説していました。


この記事では、「冷え性」に関する情報の変化についてまとめています。

冷え性の方は、ぜひ参考&実践してみてください!

生姜

冷え性の改善はショウガで!

平成元年の段階では、冷え性対策として推奨されていたのが「辛いものを食べること」。

食べると体が熱くなる唐辛子が、冷え性に良いとされていました。


しかし、時代が巡った現在では、唐辛子は冷え性解消には逆効果ということがわかったんです!

唐辛子に含まれるカプサイシンは、確かに体を温めてくれるんですが、これは一時的に体温が上昇しているに過ぎません。

唐辛子を食べると一時的に体温は上昇しますが、すぐに下がってしまうんです。唐辛子を食べると、急激に汗をかきますが、じつはこれは熱くなったからではなく、カプサイシンが脳を刺激することで無理やりかいている汗。

つまり、体はすでに冷えているのに汗をかき続けてしまうため、唐辛子を食べる前よりも体が冷えてしまうんです。

なので、唐辛子は逆に、夏など体を冷やしたいときに効果的!



現在、冷え性に効果的だとされているのが「ショウガ」。

ショウガに含まれる「ショウガオール」という成分は、胃や腸を刺激することで血流を促進し、体を芯から温める効果があるんですが、食べ方が重要です。

体温を上げるショウガオールは、ショウガを加熱することで発生する成分なので、生のショウガを食べても冷え性にはあまり効果が期待できません。

しかも、ショウガを加熱する温度と時間も大切で、30分以上80~100℃加熱すればたっぷりのショウガオールが生成されるとのこと!



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「冷え性」に関する情報の変化についてのまとめでした。

確かに言われてみれば、過去に唐辛子を使った料理を食べると、体の冷えを感じたことがありますね~。汗をいっぱいかくため、体が芯から温まっていると勘違いしやすいので、これは盲点。

現在も、冷え性改善のために辛い物を食べている人も多いと思われますので、これは有益な情報を知ることができました。

体の冷えに悩んでいる方は、ぜひ上記の情報を参考&実践してみてください♪