タケノコ
2019年4月2日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「春の山菜の健康効果」を取り上げているコーナーがありました。


今の時期、スーパーによく並んでいるのが、わらびやフキ、たけのこといった、春に旬を迎える山菜たち。

食べておいしい山菜は、じつは体にも良いんだとか。

春に出回る山菜は、冬の寒い時期に色んな養分を蓄え、そして旬を迎えたものになります。なので春の山菜は栄養価が高く、積極的に食べたい食材! おいしいうえに体にもいいというのは、これ以上ないくらいの一石二鳥ですよね♪


今回の「この差って何ですか?」では、そんな春の山菜の健康パワーに着目。どの山菜も体に良いんですが、厳密にいうと、期待される健康効果は異なっています。番組では、どんな山菜にどんな健康効果があるのかをわかりやすく解説していました。

この記事では、番組内でレクチャーされた「たけのこの健康効果」について簡単にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!

カルテを書くドクター

たけのこの健康効果

たけのこに期待できる健康効果は、「記憶力低下の防止」です。


記憶力に関係する脳の働きについては、「ドーパミン」という物質が極めて重要な役割を果たしています。このドーパミンが活発に分泌されていれば、記憶力低下の防止が期待できます。

で、そんなドーパミンの原料となってくれるのが「チロシン」という成分になります。

たけのこにはこのチロシンが非常にたくさん含有されているので、たけのこは記憶力低下の防止、ひいては記憶力アップの効果が期待できるとのこと。



調理法も大切。というのも、調理法によって、チロシンを効率よく摂取できるからです。

おすすめの調理法は「煮物」。

たけのこを切ると、表面に白い粉がついているのが確認できます。これがじつはチロシンになります。

このチロシンは切ったときに切り口から外に出ていってしまいます。なので細かく切れば切るほど減ってしまいます。

そのため、たとえばたけのこを細切りにするチンジャオロースは、チロシンを多く摂取するという観点から言うと効率は良くありません。

逆に大きくぶつ切りにする煮物は、チロシンを逃すことなく摂取できるのでおすすめというわけ♪



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「たけのこの健康効果」の簡単なまとめでした。 

個人的にたけのこは、春の山菜の中でもとりわけ好きなもののひとつなので、たけのこに記憶力低下の防止効果が望めるという情報は非常に嬉しかったですね!

おいしく食べて、脳を活性化できるというのはありがたい。この春は例年以上にたけのこを食べまくりたいと思います。

たけのこ好きの方は、ぜひ上記の情報を参考&実践してみてください♪