日常で使える豆知識やライフハックを取り上げている「ソレダメ！～あなたの常識は非常識！？～」。今回は「口内ケア（口・舌の健康）」にスポットライトを当てていました。
暑い夏場に気になるのが口内ケア。
夏場の冷房や、暑さからくる汗の吹き出しによって、夏は非常に口の乾燥が起こりやすい時期なんです。
今の時期に口内ケアをおろそかにしていると、ドライマウスや口臭をはじめ、さまざまな感染症にかかりやすくなってしまうリスクが高まってしまいます。
今回の「ソレダメ！」では、そんな「口内ケア（口・舌の健康）」にスポットライトを当て、効果的な口内ケアの方法をいろいろと紹介していました。
この記事では、番組内でレクチャーされた「口の中の常在菌バランスを整える方法」を簡単にまとめましたので、ぜひ参考＆実践してみてください♪
口の中の常在菌バランスを整える方法
口臭予防や感染症予防に役立つマウスウォッシュ。
口の中がさっぱりして気持ちいいので、使っている方も多いかと。
しかし、じつは口の中をキレイにしすぎると、逆に感染症にかかりやすくなってしまうので注意が必要なんです。
そもそも口の中にはさまざまな菌が存在しています。
この菌を常在菌と呼びます。で、この常在菌には良い菌と悪い菌がいるんですが、口内ケアで大切になってくるのは、良い菌と悪い菌のバランスなんです。
常在菌が適切な割合で口の中にいると、雑菌の繁殖を防ぎ、感染症予防に役立つと考えられています。
過剰に口内洗浄をしすぎると、常在菌のバランスが乱れてしまうんです。
市販のマウスウォッシュは殺菌力が強いので、1日朝と晩2回程度行うのが適切。これ以上の回数やってしまうと、逆に口臭や乾燥の原因になりかねないので要注意！
◆ロイテリ菌が心強い！
口の中の常在菌のバランスを整えるのに良い方法があります。
それは、口の中に菌を入れること。もちろん、入れる菌は菌でも、「乳酸菌」です。
乳酸菌と言えば、胃や腸で働くイメージがありますが、じつは口内でも善玉菌を増やしてくれる働きがあるんです。
そんな乳酸菌の中でも、とりわけ口内で高い効果を発揮してくれるのが「ロイテリ菌」。ロイテリ菌は口内の消化酵素に強く、消化されにくい性質をもっています。さらに虫歯の原因菌を減らす効果も期待できるので、口内環境の改善には適しているとされています。
近年では、ロイテリ菌を多く含むサプリメントや食品が販売されているので、使用してみるのもいいかもしれません。
さいごに
口の中をキレイにしないといけないけど、キレイにしするぎるのもダメ。その匙加減が、口内ケアのポイント。
とにかく口の中をさっぱりキレイにしとけばいいやということでマウスウォッシュを1日に何度もしている方多いと思われますので、これは盲点ですね～。
口臭や口の乾燥、感染症を予防したい方は、ぜひ上記の情報を参考＆実践してみてください！
