ハチ
2019年7月14日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル! ゲンキの時間」のテーマは、「夏のレジャーは危険がいっぱい 実は間違っている応急処置」でした。

今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「夏場の応急処置」。


夏場は、海に山にと、いろんなところへお出かけして遊ぶレジャーシーズンです。

海や山といった大自然の中で遊んでいると心も開放的になって癒されていいんですが、こういったレジャーには危険がつきもの。

ちょっとした油断でケガをしてしまったり、害虫に襲われてしまったりと、思わぬハプニングに巻き込まれる可能性はゼロではありません。

なにかハプニングが起こったときに大切なのは適切な応急処置です。


今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」ではそんな「夏のレジャーの応急処置」に注目し、いざというときに役立つ情報をいろいろと紹介していました♪

この記事では、番組内でレクチャーされた「ハチに刺されたときの正しい対処法・応急処置」を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください!

指を指すドクター

ハチに刺されたときの正しい対処法・応急処置

夏は、ハチに襲われる事故が多発する時期。

毎年20人前後がハチに刺されたことが原因で亡くなっています。

今回番組では、ハチに刺されてしまった時にやってはいけない応急処置&正しい応急処置を紹介していました。



◆おしっこをかける
巷でまことしやかに囁かれている対処法「おしっこをかける」。

これは絶対にやってはいけないNGの対処法になります。

この誤った対処法は、尿のアルカリ性でハチの毒であるギ酸を中和できるという間違った知識からきているとのこと。

実際には、人間のおしっこのほとんどは尿素で、ハチの毒にはギ酸は入っていません。



◆口で毒を吸い出す
これもNGの対処法。

もし口の中に虫歯や傷があったら、そこから体内に毒が入っていってしまいます。

ハチの毒は、痛み・かゆみ・じんましん・吐き気・腫れなどさまざまな作用を引き起こす化学物質がブレンドされているので、絶対に口で吸い出すような危険な行為は避けましょう。



◆正しい対処法
ハチの毒を出すときは、手で毒を絞り出すようにします。

そして水道水やミネラルウォーターなどで洗い流しましょう。


ちなみに、「ポイズンリムーバー」という毒を体内から出せるキットが販売されているので、キャンプなどする際は持っておくと安心かと♪



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「ハチに刺されたときの正しい対処法・応急処置」の簡単なまとめでした。

ちなみに、ハチに刺されたときの対処法も大事ですが、刺されないように予防することも重要。

1匹でもハチがまとわりつくように飛んだら注意が必要です。これは攻撃一歩手前のサイン。しゃがんでゆっくり後ずさりして、5~10メートルほどハチと距離を取るようにしましょう。手で払うなど素早い動きをすると、それに反応して攻撃してくるので、早い動きは厳禁とのこと。

ハチには十分注意して、楽しい夏を過ごしましょう!