カイロ
2019年8月6日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「爪を見るだけでわかる自分の健康状態」を取り上げているコーナーがありました。


今回の「この差って何ですか?」では、体の異常をいち早く発見するセルフチェックとして、爪に現れる体のサインを紹介していました。

爪は「体の窓」と呼ばれており、健康状態を表すサインが出やすい場所だと言われています。そのため現在では、「爪外来」や「爪専門クリニック」なども増えているんだとか。

今回番組では、横線や縦線などといった爪のサインがどんな体のサインを表しているのかをわかりやすく解説していました。

以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひセルフチェックしてみてください!

医者

爪でわかる体のサイン

◆縦線
縦線の原因は加齢です。

爪はそもそも爪母というところで作られ伸びてきます。爪母はもともとデコボコした形状をしており、誰もが爪が伸びる時に縦線が入ります。

爪母のデコボコは加齢とともに深くなってしまうので、爪に出る縦線も年とともに目立つようになってくるというわけ。

爪の縦線は、体の不調とは一切関係ありません。



◆横線
横線は過度なストレスがかかっている時に出るサインです。

精神的なストレスや肉体的なストレスが過度にかかると、爪の周りの血流が悪くなり、一時的に爪を作る働きが弱くなってしまいます。このとき作られた爪は薄くなってしまい、この薄くなった部分が横線として爪に現れるとのこと。



◆二枚爪
二枚爪はたんぱく質の不足が原因です。

そもそも爪の主な成分はたんぱく質で、さらに3層構造になっています。

たんぱく質を十分に摂っていれば、3層はきっちりとくっついているんですが、たんぱく質が不足していると層に隙間ができ、もろくなり、これが二枚爪になってしまうんです。



◆反っている
反っている爪は鉄分不足が原因です。

そもそも爪の強度を守るためには鉄分が必要不可欠。

鉄分が不足すると、爪の強度が弱くなり、反りかえってしまうとのこと。

対策としては、鉄分が多いレバーなどを食べるようにしましょう!



◆下の白い部分がない
爪の白い部分は健康状態とは無関係です。

爪の付け根にある白い部分は「爪半月」と呼ばれています。

そもそも爪半月は爪母から生まれたばかりの出来立ての爪で、水分を多く含んでいるため白く見えるんです。

爪母の位置は人によって違うため、爪半月の有無が生まれるとのこと。つまり、爪母の位置が指先に近ければ爪半月は大きくなり、爪母の位置が指先から遠ければ爪半月は小さくなるというわけです。



◆黒い点
爪にできた黒い点は内出血の場合が多いんだとか。

爪に黒い点ができるとガンなんじゃないかと不安になりますが、ガンで爪に黒い点が出るのは非常に稀(100万人に1人くらいの割合)とのことです。

多くの場合は内出血なので、心配はいらないとのこと。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「爪を見るだけでわかる自分の健康状態」の簡単なまとめでした。

今回の解説で、本当に爪には体の調子(足りていない栄養など)が出るんだなと驚くとともに感心しました。定期的に爪を見てセルフチェックすると良さげですね♪

ぜひ上記の情報を参考に、自分の体の状態をチェックしてみてください!