チケット
稲葉浩志のソロライブツアー「Koshi Inaba LIVE 2016 ~enIII~‐広島グリーンアリーナ- in (2/7)」に参戦してきました♪

この記事は、そのライブレポートになります!



1月16日(土)に山梨で幕を開けた稲葉さんのソロツアー「Koshi Inaba LIVE 2016 ~enIII~(略してenIII)」ですが、ただいま絶賛巡演中でして、3月に武道館で行われる千秋楽まで、稲葉さんご一行は突っ走っているわけであります。

で、この間の2月6日(土)、2月7日(日)の2日間、私が住んでいる隣県・広島の広島グリーンアリーナで、enIIIが開催されるっていうことで行って参りました! 私が参加したのは、日曜日の方です(^∀^)

広島グリーンアリーナ
岡山からはるばる電車でやってまいりましたよ、広島に♪

いいね~、大都市広島('▽'*) 広島駅の構内から出た瞬間に、岡山のこじんまり感を否応なく感じました(笑)。


ホテルにチェックインして、荷物を置いてから広島グリーンアリーナへ向け出発。

会場に着いたのが15時ぐらいで、すでに会場前はブラザーの皆さんが集結していてすごい感じになってまして、その光景を見た瞬間に私の血管を流れる熱いjuiceが一気にわき立ちましたね~('▽'*) もうね、端的にいえば素敵な事態なわけです(笑)。
ツアートラック1
会場についてからまずやったことはグッズの購入とガチャガチャ。

ガチャガチャに関しては、運が良いんだか悪いんだか、よくわからないような引きでしたね(苦笑)。購入したグッズ&ガチャガチャの中身・内容については、また後日別の記事でまとめようと思います。


とにもかくにもグッズ購入&ガチャガチャを終えたら、ツアートラックの撮影へ!

ツアトラが停めてある場所は、昨年EPIC NIGHTツアーと同じで、大通りに面した広いところに停められていましたが、停め方は変えてありましたね。

前回は2台が向かい合うように停めてあったんですが、今回は2台を離して停めてありました。


デザインに関してですが、上の写真のとおり非常にシンプル(笑)。

ツアータイトルの「Koshi Inaba LIVE 2016 ~enIII~」を超いい感じにあしらってます。B'zの時のツアトラはいかにもお金がかかってる感がプンプン出ているんですが、この対照的な雰囲気はまさに稲ソロですね(^_^)
ツアートラック2
ちなみに、トラックの運転席のところには、さりげなくサインプレートが飾られていました。

こんなディスプレイを見せられてしまったら、マネしないわけにはいかないじゃないですか!(笑)

私も、ちゃっかりサインプレートは購入しておいたので、さっそく車の中に飾っておこうと思います(^∀^) たぶんこの稲ソロツアーに参加した大半の人が同じ飾り方するんじゃなかろうか(笑)。



グッズも買って、ガチャも回して、ツアトラの撮影も無事終えたら、あとはライブのスタートを待つばかり。

「Koshi Inaba LIVE 2016 ~enIII~‐広島グリーンアリーナ- in (7/5)」の開場は15時45分で、開演は17時でした。ちなみに私たちの席は、C3ブロックの1列目でした。目の前が大きな通路なので、非常に動きやすくてなかなかいい席でした(☆゚∀゚)



以下、セットリスト、MCの内容など、ライブに直接的に関係するネタバレを含みますので、これらの情報を知りたくないという方はご覧にならないでください。










まずはenIIIのサポートメンバーの紹介から。敬称略です。

・大島こうすけ(キーボード)
・Corey McCormick(ベース)
・Duran(ギター)
・SATOKO(ドラム)
・JUON(ギター)

ま、早い話、en-ballと変わりなしですね。たぶん準備期間とかの兼ね合いもあって継続っていう形をとったんでしょう。

ドラムのSATOKOさんに関しては、稲葉ファンの中ではいろいろと思うところがある方もいるかとは思いますが、稲葉さんが選出されたわけですから致し方ないでしょう(苦笑)。


続いては肝心のセットリスト!
オープニングSE

01.Saturday
02.oh my love
03.Okay
04.photograph
05.くちびる
06.水平線
07.I AM YOUR BABY
08.念書
09.今宵キミト
10.ハズムセカイ
11.Seno de Revolution
12.BLEED
13.水路
14.Symphony #9
15.Receive You [Reborn]
16.SAIHATE HOTEL
17.正面衝突
18.Here I am!!
19.羽

アンコール
20.風船
21.遠くまで
22.愛なき道

エンディングSE:未発表曲(あなたなしで~)


続いては私的な感想とMCのまとめなど。

すべての曲に関して感想を書いていくと長くなるので、個人的に印象に残ったもののみを書いていきます。

1.Saturday~2.oh my love~3.Okay
初っ端はまさかの配信シングルの「Saturday」(苦笑)。

私は心の中で叫びましたね、「『羽』じゃないんかーい!!!」って(笑)。

最初は演奏なしで、稲葉さんのアカペラで始まります。暗転した会場にただただ響き渡る稲葉さんの歌声。しかも声の調子もかなり良いようで、完全に口からCDでした(^∀^) むしろ声量はCDよりも出てるのでかなり迫力がありましたね~。

ワンフレーズがまるまるアカペラで、イントロへと入っていきますが、まだステージ上に稲葉さんの姿はなし。両サイドのモニターにはステージ裏を歩く稲葉さんの姿が映し出されており、Aメロが始まるところで真打ちがステージに登場! テレビで見るより全然わけー&かっけー(笑)。

ただ如何せん「Saturday」は勢いがありません。続く「oh my love」もミディアムテンポでなんかイマイチのりきれないし・・・と、個人的には選曲ミスのような気が(汗)。もっと疾走感あるような、始まった感を感じさせてくれるような曲を最初にもってくればいいのに・・・。それこそ「羽」とか('▽'*)

続く3曲目の「Okay」。

これ個人的に好きな曲なんですけど、ライブだとお客さんの手拍子もあってか、結構ロック色を強めてるんですよね~。「Okay」はロックにすると、歌詞の深みが死んじゃう気がするので、これまたあんまり好みじゃない。



5.くちびる
曲が始まる前に、稲葉さんサングラスを装着。

言わずもがなMVの再現なわけですが、やっぱカッコいいですな~。できれば髪の毛の色を金色にしていただけると、97年ごろのあの神がかり的にかっこよかった稲葉さんにより近づくのですが(笑)。

とはいえこの演出は、往年の稲葉ファンには嬉しかったのではないかと。私も思わずニンマリしちゃいました♪

で、くちびるの冒頭は、ねちっこくブルース感を漂わせながら歌い上げられていました。それこそ「雨だれぶるーず」のような感じに歌ってました。

そういえば稲葉さん、ブルース色の強い曲を松本さんにリクエストして、それで生まれたのが「雨だれぶるーず」だったな~ということを思い出しました('▽'*)



6.水平線
この曲が持つ、静寂の中にある強さみたいなものはいったい何だろうか。

場の雰囲気をガラッと変えていく、圧倒的な静寂性がたまらない♪

手拍子なしのこういうのもいいよね(☆゚∀゚)



8.念書
これはもう最高でしたね!

神がかり的にかっこよくて、前半ではこの「念書」が個人的にハイライトでした (´▽`)

MVの牢屋を表現するように、ライティングが格子状にステージ上に注がれて、そこで歌う稲葉さんという構図がなんとも♪

圧巻は最後のシャウト! CD音源を軽く超えちゃってる圧倒的なシャウトに、うっとり&鳥肌必至ですよ。



17.正面衝突
おそらく稲葉さんのソロ曲の中でも一二を争う感じでライブ映えするのが、この「正面衝突」です。

そのライブ映え具合は2016年も健在で、歌詞の意味は置いといて(笑)、とにかく言葉が詰め込まれているものを次から次へと吐き出していく突っ走ってる感が超気持ちいい!

自分が作った曲とはいえ、稲葉さんよく噛まねーな(笑)。

これもガンガンライティングに趣向が凝らされており、非常に見応えがあるパフォーマンスでした♪

でもね、Coreyさん、わたしゃすぱっと始めてほしかったよ(笑)。



19.羽
シングルカットされてから、どうしてもライブで生で聞きたい曲が「羽」でした。

だって、完全にライブ映えするの決定じゃないですか、これ(^_^)

で、実際ライブで聞いてみると、案の定と言いますか、いやいやその想像を軽く超えていく感じのハマり具合。

このテンションが上がって血がざわめくような感覚は、「正面衝突」に通じるものがあるかと(゚∀゚)

ぜひ稲葉さんのソロツアーのフィックス曲にしていただきたいです!

シャウト部分の勢いは、CD音源を凌駕しちゃってましたね。すげー♪



21.遠くまで
個人的に今回のライブで一番良かったのは「遠くまで」ですね~。

「遠くまで」は、どうしても99年のブラフツアーと比較しちゃいます。松ちゃんが楽譜見ながらギター弾いて、稲葉さんが歌ってるやつです。最後のシャウトをマイクなしで歌うという荒業をやってのける神ライブです(笑)。

で、今回のソロツアーでの「遠くまで」では、もちろんマイクなしパフォーマンスはなかったんですが、いや、マイクなくても会場の隅々にまで声届くよね?ってぐらいのものすごいシャウトが最後にありました(o^∇^o)

度肝抜かれました(笑)。全然衰えてないなー稲葉さん♪ 素敵!

ライティングで稲葉さんが千手観音のように見えるんですが、ほんとにそんな神々しさを感じられる圧巻のパフォーマンスでしたね('▽'*)



22.愛なき道
最後のシメは「愛なき道」でした。

今回のソロツアーでは、この公演で初登場となりました。

が、まさか「愛なき道」をラストにもってくるとは・・・(苦笑)。

確かにこの曲は、歌詞に救いがあってカタルシスを得られるんですが、最後にもってくる曲ではないだろう・・・というのが正直な印象ですね。

もうね、「マグマ」の鬱屈とした雰囲気がバシバシ放たれていて、すっきり終われないのです(笑)。

稲葉さん、後半かなり無理くりシャウトを織り交ぜていましたが、「愛なき道」にシャウトは合わない(苦笑)。

「愛なき道」は大好きな曲ですが、う~ん、私は「STAY FREE」でのシメがよかったな~と(゚∀゚)



MCまとめ
◆「Okay」後のMC
皆さんこんばんはー!
本日はen3にようこそいらっしゃいました。
わざわざこんなふうに足を運んでいただいてありがとうございます。
我々、精一杯演奏していきたいと思います。最後まで楽しんでいってください。
よろしくお願います!




◆「水平線」後のMC
ありがとうございます。
ちゃんと聞いていただけたでしょうか?
(広島は)久しぶりですけれども、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか? 良い感じですか?
昨今はね、朝起きてもあれがあーなんって、こう・・・いろんなことがってね(笑)。
そうかと思えば昨日は(広島公演で)風邪の話をしたりと、ほんとに世界的なことから風邪の心配までしながら生きていかなければならないんですね。
そんな中、今日はこんなにも人がきてくれているというわけで、これはもうどうすればいんでしょうか?(笑)
これはもう楽しむしかないでしょう?
自分の中にあるもの、それが何なのかは知りませんけれども、これからどんどん出していきますけども、よろしいでしょうか?


稲葉さんがいう昨今のいろんなこととは、おそらくニュアンス的にSMAPの解散やベッキーやら清原やらのことを指していると思われます。まさか稲葉さんが芸能ニュースを斬るとは(笑)。

あと「自分の中にあるもの、それが何なのかはわかりませんが」という部分がめっちゃ冷めた口調で、ファンは大爆笑してました(´∀`)



◆「念書」後のMC
ありがとうございます。まあ知ってる方もいっぱいいらっしゃるでしょうけども隣県の出身で、大都市といえば広島ということでよく来てまして。
でまあ、広島のエピソードはもう話尽くした気がするんですけども・・・。もうないです!
サッカースクールに入ってて広島に来た話しました?
私、サッカー少年だったんですよ。小学生のころサッカースクールに入ってまして、遠征っていうとよくこっち(広島)の方にきて練習試合をしてまして。
ただ女子のチームに負けたことがショックで、チームの士気が落ちて(笑)。
で、試合で広島にきた時、今を時めくセルジオ越後さんが広島にきたと!
私が小学生の時ですから、「セルジオ越後」という名前から少女漫画に出てくるような・・・いまでいうとクリスティアーノ・ロナウドみたいな人をイメージしてたんですけど、その通りの人でした。
この話、しましたよね? まあいいですか。
個人的にも思い出がある広島なんですけど、今夜はちょっとワイルドな部分をみせていただきたいと思っているんですが大丈夫でしょうか?
大丈夫ですか! いくぞー!
じゃあ次の曲にいきたいんですけど、ちょっと手伝ってください。
Are you ready hiroshima? (手拍子を促す流れに)


稲葉さんの小学生時代の思い出を語り、しっかりとセルジオ越後ネタで笑いをいただくという(笑)。
しっかりと話にオチをもってくるあたり、稲葉さん落語好きなんだな~(^∀^)



総括的な感想
ひさびさの稲ソロのライブ、よかったですね~。

B'zとはまた違った、より稲葉さんを近くに感じられる雰囲気がなんとも素敵♪ 松ちゃんがいないから、MCの方もやりたい放題といいますか(笑)、天然さ加減に拍車がかかってました(^∀^)


ライブの方は、稲葉さんにしては珍しく歌詞が飛びまくっていた印象を受けました。

その分声の調子が良くて、すべてにおいてCD音源以上で度肝を抜かされましたね(笑)。特に水平線や水路なんかのバラードでの音程を絶対外さない感じは鳥肌ものでした。さすがプロやわ(^_^)


セトリに関しては正直不満があります。

出だしの3曲に勢いがなかったですし、最後は愛なき道でしたし、不死鳥とSTAY FREEを生で聞きたかったですし・・・(苦笑)。今回の公演は曲の入れ替わりが結構あるんで、そういう面での楽しみと不安はありますよね。

まさかここにきてシメの曲を増やしてくるとは思わないじゃないですが(笑)。稲葉さん自身も自分の曲を愛されていて、いろんな曲をやりたいんだろうな~と、ライブを通じてそんな想いを感じました。


「Koshi Inaba LIVE 2016 ~enIII~」はまだまだ続きます!

これから参戦される方は、思いっきり楽しんできてください(^∀^)